CONCEPTコンセプト
東北大学スタートアップ事業化センターは、起業活動に必要な仮説検証を人・資金・活動場所・情報等の観点で、外部の専門家と協力しつつ、東北大学に関係する教員・学生・卒業生を幅広くサポートします。ご相談に関しては、技術シーズの研究段階から起業直前段階までどのような相談でも受けつけています。
センターによるスタートアップ支援の全体像(主に教員向け)
メインビジュアルの紹介
テスラの「コロンブスの卵」とインキュベーション=孵化
周りや後世から見れば簡単だと思えるものでも、最初にそれを構想し実施することは難しい。「コロンブスの卵」を、二コラ・テスラはかつて科学(知)の力で再現しました。東北大学に蓄積された知と人材の情熱を基盤とし、困難を自ら進んで乗り越え人々に価値を届ける、という意味を込めています。
東北大学の主な取り組み
沿革
「官民イノベーションプログラム創設/産学共同の研究開発による実用化促進」および「日本経済再生に向けた緊急経済対策」という二つの政策を背景に、官民イノベーションプログラムが創設され、文部科学省による「産学共同の研究開発による実用化促進(大学に対する出資事業)」が開始されました。東北大学では、平成27年2月、産業競争力強化法に基づく認定特定研究成果活用支援事業者として、東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社(略称:THVP)を設立するとともに、同年8月、東北大学発の研究成果の事業化を目指すベンチャー企業への投資を目的とする「THVP-1号ファンド(投資事業有限責任組合)」を設立しました。
以来、産学共同の研究開発による実用化促進を図るとともに「東北大学発の研究成果」を活用した起業を推進するため、THVPとともに、大学発ベンチャー企業への投資及び事業支援を展開してきました。
また、2017年11月に東北大学は、民間ベンチャーキャピタル・アクセラレーターと独立行政法人中小企業基盤整備機構と連携して、T-Biz(東北大学連携ビジネスインキュベータ)内に起業家育成拠点を設置し、「東北大学スタートアップガレージ(TUSG)」プロジェクトを実施してきました。2022年2月には、TUSGプロジェクトの起業家育成拠点をT-Bizから移転し、新たな拠点として「青葉山ガレージ」及び「川内ガレージ」を設置し、引き続きプロジェクトを進めています。