【開催報告】東北大学ビジネスアイデアコンテスト2022

【概要】

12月17日（土）、「東北大学ビジネスアイデアコンテスト2022」が青葉山コモンズとオンラインのハイブリットで開催されました。本イベントは、本学の学部生・院生が独自のビジネスアイデアについてピッチ（プレゼンテーション）を行い、起業家や投資家等のプロの目による審査により競い合うものです。

今回で6回目となる本コンテストは、荒削りであっても学生の自由な発想による、社会にインパクトを与えるビジネスアイデアやテックベースのビジネスアイデアはもちろん、ソーシャルビジネスやスモールビジネスの分野など、東北大学の学生の皆さんが社会に対峙するチャレンジを発表し、視聴者が応援するコンテストです。

公募でエントリーした20プランから選抜を通過したファイナリスト8チームによる決勝本選を行いました。

厳正な審査の結果、最優秀賞は、チーム「Ready Note」（情報科学研究科修士２年八島諒汰さん、工学研究科修士２年　藤原悠嗣さん）の「動画の内容が一目で分かるように要点整理されたノートを自動生成する学習支援アプリケーション」に決定しました。チーム「Ready Note」には、最優秀賞30万円が事業化支援資金として贈られます。

また、昨年度優勝者のプレゼンおよび本学農学研究科の卒業生でアンドアフリカ株式会社 CEO/Founderの室伏陽氏がアフリカからオンラインで基調講演を行いました。室伏氏からは、起業に至った経緯やアフリカでの事業展開、経験談を語って頂きました。

本学は、アントレプレナーシップの育成、起業の準備を支援するギャップファンドプログラムの提供、東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社をGP（General Partner）とするファンドによる本学発スタートアップへの投資、起業家育成拠点である「東北大学スタートアップガレージ（通称：TUSG）」の運営を行いシームレスなベンチャー支援に取り組んでおります。

2020年10月には、東北大学「スタートアップ・ユニバーシティ宣言」を行い、社会変革の原動力となるスタートアップの創出とアントレプレナーシップ育成に注力しております。