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【開催報告】仙台から世界を目指す!スタートアップイベント「DATERISE!」大盛況
【概要】

先月、「グローバル」をテーマにしたスタートアップイベント
「DATERISE!2025」が、ウェスティンホテル仙台で開催されました。
このイベントは、仙台・東北発のスタートアップが、国内外の投資家や支援者と出会い、
世界に挑戦するきっかけをつくろうと初めて開かれたもので、
全国各地からおよそ630人が来場しました。

元メジャーリーガーで、東北楽天ゴールデンイーグルスの初代エース
岩隈久志さんが「KEYNOTE SPEECH」に登場!
自身の成功や失敗の経験を踏まえ、
「大舞台でベストを尽くすためには準備が重要で、いま自分ができることは何かを考え、
良くても悪くても反省して次に生かす。そうした積み重ねが自信になる」
と、世界で活躍する心構えなどについて話しました。
そして、メインイベントの一つ「DATERISE!PITCH CONTEST」では、
海外進出を目指す東北の10社が、アイデアや製品をプレゼンテーションしました。
優勝したのは、東北大発スタートアップであるアイラト株式会社!
アイラトは、AIを活用した放射線治療計画支援ソフトを開発しています。
幅広いがんに対し、これまで6時間かかっていた治療計画の作成を20分まで短縮でき、
医師の経験による治療成績のばらつきや医療スタッフ不足の解決につながるということです。
審査員からは、「6時間を20分に短縮」することによる社会的インパクトなどを
評価する声が上がっていました。
また、フランスの名門・エコールポリテクニークの教授で、起業家でもあるBruno Martinaudさんと、
本学工学研究科の松下ステファン悠准教授のによるトークセッションも行われました。
ブルーノ教授は、起業は不確実性が強く、成功するには運も必要だと話し、
マイクロソフトやGoogleを例に、良いタイミングで良い人材と出会ったことが成功の鍵となったことなどを紹介しました。
そのほか、本学の冨永悌二総長の講演では、
世界中から優秀な若手研究者を呼び込み、企業との連携などを進める新たなプラットフォーム「ZERO INSTITUTE」について、
9月から活動が始まり、多くのイノベーションやスタートアップを生み出そうとしていることを話しました。

初開催の「DATERISE!」は、「仙台から世界へ」というテーマの通り、
世界に目を向けるきっかけになったり、世界への思いを強くしたりする熱いトークが繰り広げられ、
多くの交流が生まれるイベントとなりました。
webサイト:仙台市|DATERISE! 2025




